お供え花に枯れないお花を

 

 


明日から7月
一部の地域では新盆の季節ですね
今までに沢山の仏花をお作りさせて頂き
又、この季節にご注文のご依頼も増えます
先ずはお作りさせて頂くサイズとご予算をお伺いしております
なぜならスペースが様々です
ご仏壇を持たずに
小さめのテーブルに白いクロスにお写真とお花だったり
リビングに溶け込むご供養スタイル
又、家を建てる際に押入れサイズにご仏壇スペースに作られていたりと
本当に様々です

 

生花は比較的 持ちのいい菊がお供え花としては定番ですしたが
胡蝶蘭や百合を入れて華やかにしてとのご依頼が多いです
枯れないお花ならではの選択ですね

なかには薔薇が好きだったので薔薇の花をメインにとのご依頼も
生花は薔薇の棘が有るからとタブーとされていましたが
プリザーブドフラワーはとげが無いし
若い者が後を継いでいるので仏花仏花していないほうが喜ぶだろうから
とのお声も有ります
但し、旧家のお嫁さんの立場の方からのご依頼の場合は
ご親戚の方々がお見えに成られた時嫌な思いをされないよう
他のお花をアドバイスさせて頂いております
素材は高級感のあるプリザーブドフラワーや
耐久性に優れたアーテフィッシャルフラワー
樹の幹で作られたソラフラワーが主です

 

下のお写真はやっぱり昔ながらの落ち着く定番がお好み
お母様のお好きなお花でなどと

レッスンでご自宅の仏花を御作りに成られた作品です
まるで作りながらお話しているかのようでし手向けるその気持ちが大事なのですね

 

 

 

 


 

 

 

  新盆と旧盆 地域によって様々ですが
  新盆の始まりは明治い時代の改暦(明治5年)
  関係しているとの事
  当時、政府のお膝元であった東京や都市部に従い
  多くの地域は今までの習慣を簡単には変更できず
  農業の盛んな地域は7月が忙しい等の理由から
  旧盆が継続される形に成ったそうです

 

 

関東地方以外住んだことのない私
仏花を作らせて頂いて知ったのですが東北地方では
夏はお庭に咲いているお花をお供え出来ますが
冬は雪などでお花が少ないので冬こそ助かります
とのお声も頂いております
又、御寺さんによっては生花でなく
造り物のお花でというところも有るそうです
勿論その逆も有りますの是非ともご確認をお願い致します

昔、私がまだ小さかった頃
提灯を持って迎え火・送り火した記憶がおぼろに有ります
各家の前に火がともされていた蝋燭の炎
両親が亡くなった今、ご住職にお伺いしたところ
今はお車で移動されることも多いので
お寺さんで頂いた火は車に乗る時は一旦消し
家についてから又火を灯すそうです          
時代によって風情は変化しますが
ご先祖様を敬う気持ちが感謝することが大事ですよね
お写真のお顔もこちらの気持ちで
笑顔だったり ホッとしてくれているようにもみえますものね

 

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